成人式の後は、同窓会のような形式で二次会が開催されることもあります。成人式で振袖を着た場合、二次会の服装はどうすべきでしょうか?新成人の方の多くは着物を着慣れておらず、着崩れやレンタル振袖を汚してしまうリスクもあるため二次会では振袖から着替えたほうが安全です。
また、成人式の二次会が開催される会場・場所によってはドレスコードが設定されていることもあります。そこで今回は成人式振袖レンタル&前撮りの【ふりそでもりの】が、式典後に振袖から洋服に着替える際にどうしたらいいのかや着替えの場所のポイント、二次会の開催会場別のおすすめのコーディネートなどについて詳しく解説します。
成人式後の二次会には洋服に着替えて参加しよう
成人式に振袖で参加した後、二次会がある場合は、ほとんどの方が洋服に着替えて出かけていきます。「せっかくお気に入りの振袖を着たのだからもっと長く着ていたい」「このまま二次会に参加したい」と思う方も多くおられるのではないでしょうか。しかしながら振袖を二次会で着用することはあまりおすすめできません。それには下記のような理由が挙げられるからです。
- 普段着慣れない振袖を一日中ずっと着ているのはかなり疲れる
- 食事の際などに汚してしまったり、袖などを破いてしまったりすることもある
- 着崩れたときに直すのが難しい
着慣れない振袖は意外に疲れる
普段から和服を着慣れている人であっても、振袖の場合は帯も大きくて重く、袖が長いこともあり立ち居振る舞いなどで肉体的にも疲れますし、草履も長時間履くと鼻緒の部分が痛くなってしまう場合も。また「お気に入りの振袖を汚さないように」という気疲れしてしまう方も多いのではないでしょうか。成人式から二次会まで振袖を着ているとなると、ほぼ一日振袖のままでいることになりますので、非常に疲れることが予想されます。
食事の際に汚してしまったり、袖などを破いてしまったりすることもある
振袖は正絹で作られているものが多くあります。汚してしまうと、汚れの種類によっては特殊な染み抜きなどをしなければならなくなります。また、洋服と違って袖が長くなっていますので、気をつけていてもどこかにひっかけて敗れてしまったり、どんなに気をつけていても裾周りが汚れてしまったりすることも。
振袖を長時間着用していると汚れ、破損してしまう可能性が高まりますし、振袖のクリーニングや修復には時間も費用もかかります。
着崩れたときに直すのが難しい
振袖は通常二人がかりで着付けをします。華やかな振袖の帯の結び方は複雑なものが多く、また帯自体も重さがあるためです。もしも外出先で着崩れてしまった場合、おはしょりや襟元を直すだけならその場で対処はできますが、帯自体を締めなおす必要があるような場合には、とても一人で直すことはできません。振袖を着ている間は着崩れの無いように、あまり大きな身振りをしないようにすることが大切ですが、長時間の着用の場合は立ったり座ったりも多いため、背中の帯結びをつぶしてしまったりすることもあります。また二次会で飲食などがあるとついつい気づかないうちに帯が崩れてしまうこともあります。
成人式の二次会の服装は開催場所で選ぶ
成人式の二次会は、ホテルやレストラン、居酒屋など開催場所も様々です。そのため、TPOに合った服装を心がけることが大切です。では実際に成人式の二次会ではどのような服装を選べばいいでしょうか。ポイントは開催場所にあります。以下開催場所別におすすめのコーディネートを紹介します。
ホテルのバンケットルームなど
ホテルのバンケットルームや宴会場などで二次会が開催される場合は、フォーマルな装いをおすすめします。イメージとしては結婚式にお呼ばれしたときのようなドレッシーなワンピースやドレスなどです。
また、成人式の二次会がホテルなどで開催される場合、ドレスコードが決められていることもあります。その際はドレスコードに従った服装を選びましょう。
もしも、エレガントなドレスを持っていないという場合、レンタルすることもできます。特に振袖レンタルをした場合は同じ店舗でドレスのレンタルをしていることもありますので、確認してみましょう。
レストランやカフェ
レストランやカフェで成人式の二次会が開催されることもあります。その場合は、レストランやカフェの雰囲気をチェックしておくことも大切です。高級レストランであれば、カジュアル過ぎず、ドレッシー過ぎない装いを。おしゃれなカフェならば、ドレッシーなワンピースというよりは、エレガントなセットアップなどを選ぶと良いでしょう。
特に高級レストランが会場になっている場合、ホテルのような(もしくはそれより細かい)ドレスコードがある可能性がありますので、その場合はドレスコードに従った服装を選びましょう。
居酒屋など
居酒屋などが二次会の会場だった場合は、大人数でも対応できるよう座席であるケースが多いです。
あまり肩ひじ張らないカジュアルな装いがおすすめ。とはいえカジュアル過ぎず、いつもよりもちょっと気合を入れておしゃれしたいですよね。例えば、カジュアルめのセットアップや、デニムでもジャケットとヒールをあわせるなど、少しのアレンジで普段とは違うイメージを作ることができます。
座席スタイルの場合、露出を防ぐために服装はパンツスタイルがおすすめ。スカートで、という方はロングスカートがよいでしょう。
成人式の後の着替えはどこで?振袖はどうする?
振袖は着るとき同様、脱ぐときにも時間と手間がかかります。成人式の後は自宅に帰って、少し広めの場所で着替えるのが理想です。着替えた後は、すぐに振袖をたたむのではなく、着物用のハンガーにかけて風通しの良い場所で陰干しし、汗などの水分を飛ばす必要があります。
また万一汚してしまったりシワができている場合には、早めにレンタル店やクリーニング店に相談をしましょう。
成人式後、着替えるために自宅に帰れない場合は?
成人式の会場が自宅から遠く、着替えに帰る時間がないという場合は、成人式の会場もしくは二次会会場の近くで着替える場所を確保する必要があります。着替えのためにはある程度広さのある場所が必要ですから、ホテルの部屋を取っておいたり、プランがあればデイユースを使ったりするなど、着替えと着替えた振袖を保管しておく場所を確保しましょう。二次会の会場と自宅が離れている場合は、いっそのことホテルの部屋を取ってしまい、二次会の後、ホテルに宿泊してしまうというのも一つの方法です。友人と一緒に宿泊すればとてもよい思い出ができます。もちろん費用も抑えることができるのではないでしょうか。
ヘアやメイクも洋服に合わせて手直しを
振袖を着るときは、振袖にあわせた華やかなヘアスタイルやメイクをしています。同じヘアメイクを洋服に合わせるのは難しいこともありますから、着替える際にはヘアメイクを手直しする準備も忘れないように気をつけましょう。場合によっては、再度、着付けをした美容院や振袖レンタル店などに行って直してもらうという方法もあります。
成人式の二次会まで準備は怠りなく!
成人式の二次会といえば、久々にあう友人やクラスメイトもいるので、成人式の楽しみの一つでもあります。二次会の開催会場や目的に合わせたTPOを考えて、二十歳の自分に一番似合う装いで参加したいですね。式典から二次会開催場所までの移動時間、振袖から洋服へ着替える場所と着替えを置くスペース。ヘアメイクのお直しをするかどうかなど、ぜひ事前準備をしっかりして、一生に一度の成人式を最高の一日にしましょう。
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