日本各地の多くの自治体では、毎年1月の成人の日を中心に成人式の式典を開催しています(自治体によっては夏やゴールデンウィークに実施)。成人式はたくさんの新成人が参加する記念行事ですが出席は任意(自由)なので欠席でも問題はありません。
今回は成人式に行くべきか悩んでいる新成人に向けて、振袖レンタル&前撮りのふりそでもりのが成人式の式典は何をするイベントなのか、どんな目的があるのか等を解説します。成人式に出席するメリットとデメリット、成人式に行かない方に多い理由とおすすめの成人祝いなども紹介しますので参考にしてみてください。
意外と知らない式典・二十歳のつどい 成人式とは何をするの?目的と内容
成人式は毎年「成人の日」に開催されています。成人の日は「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」という目的で作られた祝日です。1999年までは毎年1月15日が成人の日とされていましたが、2000年からはハッピーマンデー制度が導入されたこともあり1月の第2月曜日に変更されました。成人の日は法律で定められた、20歳を迎えた成人をお祝いするための行事です。2022年に成人年齢が18歳に引き下げられましたが、出席年齢は各自治体の判断に委ねられています。そのため、自治体によって対応は変わりますが、成人式の式典への出席年齢はこれまで通り20歳のままにしているところがほとんどです。
成人式はどんな感じで何をするの?主な式典内容
成人式の式典は各自治体が行うため内容は様々ですが、「市区町村長の挨拶」、「記念品の贈呈」、「新成人のスピーチ」、「イベント」などを執り行うケースが多いです。まず開会宣言があり、市長や区長によるお祝いの言葉、来賓による祝辞、新成人代表者のスピーチ、閉式という流れが一般的です。中にはゲストを招いての講演会、地元の学生による吹奏楽の演奏、ビンゴ大会、演劇など式典を盛り上げる催し物を行っている自治体もあります。所要時間は早くて40分程度、長くて2時間程度になるのが一般的です。
神奈川県横浜市の場合、成人式の式典は例年横浜アリーナで行われます。詳しい開催時間や参加方法など詳しくは以下の記事で紹介しているので住民登録が横浜市にある新成人の方は参考にしてみてください。
成人式ってどこでも出れる?地元から別の住所に引っ越した場合
成人式は、原則として現住所の自治体が執り行う式典に参加することになります。高校卒業後に地元を離れ他地区に引っ越し、住民票の住所が変わっている場合は、地元ではなく現在住んでいる自治体の成人式に参加するのが基本です。ただし、他地区へ引っ越しをした成人の出席を認めている自治体もあります。他地区に引っ越しをした人でどうしても地元の成人式に参加したい場合は、各自治体のホームページなどで参加可能かどうか確認してください。
神奈川県川崎市の場合、成人式の式典参加対象は原則川崎市に住民登録がある新成人ですが、以前住んでいて引っ越した人の参加についても公式サイトに案内があります。以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
成人式は行く?行かない?参加のメリット・デメリット比較
成人式は参加を強制されているものではないため、行くべきか迷っている人もいるでしょう。参加するかどうかは、成人式に参加するメリットとデメリットを理解した上で決めるとよいです。主に以下のようなメリット・デメリットが挙げられます。
成人式の式典参加 | 主なメリット・ポイント | 主なデメリットと対策 |
---|---|---|
成人式に行く 参加する |
|
|
成人式に行かない 参加しない |
|
|
一生に一度の記念行事!成人式に参加するメリット
新成人が成人式に参加すると、成人の節目を大規模な記念行事で祝えるほかさまざまなメリットがあります。成人式に行く場合、意義を特に意識していないことも多いのでどんな良いことがあるのかあえておさらいしてみましょう。
成人式に参加できるのは1回限り!一生に一度の思い出に
成人式は人生で一度しか参加できないものなので、参加しておけば素晴らしい思い出になるでしょう。
地元の成人式で学生時代の友人とも再会できる
卒業してから会っていない友人に再会できます。そこからまた新しい交流が始めまるきっかけになります。
成人式当日の写真で前撮りとはまた違う思い出を残せる
晴れ姿を写真に残しておくのもイベントの1つです。振袖などを着た姿を撮影しておけば、思い出として長く残しておくことができます。
成人の節目に両親・家族・育ててくれた人に感謝の気持ちを表せる
両親のために参加するというのも1つの目的です。両親や自分を大切に育ててくれた人に晴れ姿を見せることで、感謝の気持ちを表すことができます。
大人ならではの成人式参加の課題や気になるデメリット
反対に、成人式に参加するためにはいくつか懸念点も挙げられます。子供の頃の七五三や学校の入学式などの記念行事と違って、経済的な負担やスケジュール調整・事前準備など大人ならではの課題もあるためチェックしておきましょう。
成人式衣装のレンタル・購入費用がかかる(振袖・袴・スーツ)
特に女性で振袖を着る場合、お金がかかる
購入すると数十万円程度かかるケースも多いです。成人式に参加するために、振袖の購入費用を親から援助してもらう、場合によってはお金を借りて用意するという人もいるでしょう。
衣装については、成人式レンタルを上手に活用したり早めの試着・予約で好みの振袖や衣装をお得に抑えておくと費用と満足度に差が出ます。成人式まであまり時間がないタイミングだと費用も割高で借りられる衣装の選択肢が少なくなってしまうため、あらかじめ振袖レンタルの相場と賢い活用方法をチェックしておきましょう。
成人式当日の着付け・ヘアメイクなど準備に時間がかかる
準備に時間がかかるということで、成人式に参加するのを面倒に感じてしまう人もいます。振袖などの衣装を用意しておく、髪型をセットしたりメイクをしたりするなど、成人式に参加する時は様々な準備が必要になります。
着付け・ヘアメイクについても服装と同様に、早めの準備が肝心です。予約時期が遅いほど成人式当日の手配が難しくなり、予約できても極端に朝早い時間や移動スケジュールがタイトすぎる時間帯になってしまうこともあります。
スーツや私服と比べて、特に振袖や袴は着付け師による着付けが必要なので着物に不慣れな場合は前もって段取りしておきましょう。
成人式の式典出席のためにまとまった時間が必要
式典自体は40分から2時間程度で終わることが多いですが、準備や移動などにも時間がかかるため、丸一日時間を取られると考えておいたほうがよいでしょう。
成人式に行かない・参加しない新成人に多い理由は?
成人式の式典に出席しない理由には下記のようなものが挙げられます。
成人式当日の予定調整が難しい・学校や仕事の都合で行けない
参加する意思があっても、学校や仕事の都合で行けないというケースは珍しくありません。成人の日は祝日になっていますが、祝日に休みを取れない仕事も多いですし、学業が忙しくどうしても時間を作れないというケースもあるでしょう。
引っ越し先の成人式に友達がいない・地元に会いたくない人がいる
会いたくない人がいる、会いたい人がいないという理由で成人式に行かない人もいます。成人式には同じ自治体に住む成人が多数参加します。その中に会いたくない人がいれば、参加したくないと思うのも仕方ありません。
また、先ほど解説したように成人式は基本的に今住んでいる自治体の式典に参加するため、生まれ育った地元から引っ越している場合地元の成人式に参加できないケースもあります。
振袖レンタルや着付け代・交通費など成人式の費用が出せない
成人式には、金銭的な理由で参加しないという人も多いです。晴れの日の振袖や袴・スーツを準備したり、美容院で着付け・ヘアセットを依頼したりと準備にはそれなりにお金がかかります。そのため、時間の余裕があっても経済的な事情から成人式の出席を諦めてしまう人もなかにはいます。
振袖は着物の中でも格式が高い晴れ着。そのため、購入するとなると高額ですが、振袖レンタルであればリーズナブルに成人式だけ借りることができるのでおすすめです。
振袖レンタルを活用する以外にも、お母さんが着ていた振袖が自宅にある場合は成人式の前にあらかじめ手入れ・お直しをすることでママ振袖として着ることができます。金額面で参加を悩んでいる方はぜひ一度以下のコラムを読んでみてください。
成人式に行かない・参加しない新成人のお祝いの仕方
成人の日のイベントは成人式の式典だけではありません。同じ日に同窓会を開いたり、友達と記念撮影をしたり、様々なイベントが開催されるケースも多いです。成人式の式典には参加せず、同窓会など他のイベントに出席して成人の日を過ごす人も少なくありません。
日中の成人式式典に行けなくても夜の同窓会・二次会に参加する
成人式の式典が終わった後、夜に同窓会や二次会が開催されることも多いです。午前中は仕事などでどうしても式典に参加できない人でも、夜に開催される同窓会や二次会であれば出席できるでしょう。同窓会や二次会は自治体が開催するものではありません。成人の誰かが幹事となり自主的に開催するケースが多いので、同窓会を担当する幹事や友人に相談して、時間を合わせてもらえるように頼んでみるとよいでしょう。
成人の記念に振袖を着て写真撮影(前撮り・後撮り)をする人同士で振袖を着て記念撮影をする
成人式の式典には参加できずとも、一生の思い出にするために友達同士で振袖を着て記念撮影をする人は多いです。振袖を着て成人になった自分の姿を写真に残しておくことは、とても良い記念になります。式典に出席するだけが「成人の日」ではありません。仲の良い友人同士で集まり、振袖を着た美しい姿で成人の日を迎えれば、人生の中で特別な1日になるでしょう。
成人式に行かなくても写真撮影はおすすめ!振袖レンタルなら経済的
何かしらの理由でどうしても成人式の式典に参加できない場合は、記念に写真を撮っておくことをおすすめします。成人するということは、子供ではなく自立した大人として、周囲の人達から認められるということです。成人した姿を写真に撮っておけば、一生の記念になるでしょう。振袖一式を購入するとなると、数十万円から100万円以上かかってしまうこともあります。
成人式に行きたくない新成人も振袖レンタル付きの写真撮影は記念に!洋服でもOK
金銭的な理由で振袖一式を購入できない場合は、写真館などでレンタルすることも可能です。振袖を着るほどではないと考えている人も、写真館で家族写真などを撮っておけば将来の思い出になります。また、成人になるまで大切に育ててくれた人への感謝の気持ちを表すことにもなるので、成人の日の記念に大切な人と一緒に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
成人式をどうするか悩んで行かなかったら後撮りも可能
成人の日が過ぎたあとでも、振袖レンタルサービスのあるフォトスタジオでは後撮りができることが多いです。成人式の前撮りよりも後撮りのほうが選べる振袖も豊富なケースもあるので、以下のコラムを参考にしてみてください。
横浜・川崎・鎌倉の成人式振袖レンタルならふりそでもりの
近年はコロナ禍の影響で、成人式自体に制限がかけられることも多くなっています。しかし、成人式は懐かしい友人と再会するための場ではなく、「成人した人をお祝い」する行事です。また、両親や家族など周囲の人へ感謝する日でもあります。仕事や学校の都合、会いたくない人がいるなどの理由で、成人式の式典に出席するつもりがないという人もいるでしょう。そういう場合であっても、家族と記念撮影をして思い出を残しておくなど、周囲への感謝の気持ちを形にしておくことは大切です。
横浜・川崎・鎌倉のふりそでもりのでは、成人式の振袖レンタルとヘアメイク・前撮り写真撮影がセットになったお得なプランが神奈川県の新成人に人気です。記念撮影で大切な成人の節目を写真に残すことができますので、成人の日当日の式典に参加できない方もふりそでもりのにおまかせください。