着物は洋服と異なり、着付けに必要な小物が多いのが特徴です。成人式の振袖も同じく、和装小物が大切。メインとなる振袖と帯のコーディネートはもちろんですが、そこに加わる帯締め・帯揚げ・バッグなどの和装小物の合わせ方も大きなポイントになってきます。そこで今回は、成人式振袖レンタル&前撮りの【ふりそでもりの】が晴れ着のコーディネートに重要な帯に加え、5つの和装小物の役割と選び方について詳しく解説します。
成人式当日や前撮りでおしゃれに自分らしく振袖を着こなしたい新成人の方はぜひ、参考にしてみてください。
成人式コーデで振袖の次に重要!帯の役割と選び方&結び方
振袖は色と柄がポイントになってきます。同じ色の振袖でも、柄が変われば雰囲気も大きく変わります。そこに締める帯は振袖とともに全体のイメージを決めます。特に後ろ姿は帯結びがポイントになるので重要なアイテムと言えます。
成人式振袖コーデの帯の役割
着帯の役割は着物を押さえるために腰に巻くものですが、現在は華やかな帯結びなどが進化し、コーディネートにメリハリをつけ、振袖のイメージを強調する役割もあります。
成人式の振袖にあわせる帯の選び方
帯のベースとなる色味によって印象が変わります。華やかさを加えるには金色の帯。クールな印象にするなら、銀色。アクセントで引き締め効果を狙うなら黒。個性的なイメージにするには振袖の補色。また振袖の柄の色が使われている帯を合わせると、バランスが良くなります。振袖と同時に帯は全体のイメージを決めるアイテムです。
振袖の化粧汚れを防いで華やかに!半襟の役割と選び方
半襟(半衿)は長さ約1~1.1m、幅は15㎝程度の布。着物の下に着る長襦袢の襟に縫い付けて使います。もともとは、肌に直接触れることで付く、化粧や汗などによる汚れを防ぐ役割でした。白無地がオーソドックスですが、明治以降には着物着想のオシャレアイテムの一つとして、大正から昭和にかけて趣向を凝らした半襟が作られるようになりました。振袖には刺繡などがあしらわれた華やかなデザインが人気です。
成人式振袖コーデの半襟(半衿)の役割
顔に最も近いアイテムなので、着物のコーディネートと顔映りのバランスを整えてくれます。着物の胸元を華やかにしたり、引き締めたりする効果が期待できます。
成人式の振袖にあわせる半襟(半衿)の選び方
白地に色の刺繍や柄が入った半襟がオーソドックスで着物とコーディネートがしやすいです。刺繍や柄は金色や薄めのカラーがなじみやすくどんな着物にも合わせやすいので人気です。もし少し個性を出すなら、帯揚げや帯締めの色に合わせた地色のものもおすすめです。です。振袖ではなく、帯の中に使われている色を差し色とするのもいいでしょう。
振袖コーデに差し色を+ 重ね襟(伊達襟)の役割と選び方
重ね襟、または伊達襟とも言います。裏地付きの二重仕立てで、長さ約1.2~1.3m前後、幅は10~12cm程度でできています。華やかさを演出する役割で付けるのが一般的です。あくまでも重ね襟は飾りなので、付けなくても着付けに影響はなく、コーディネートによってはあえて付けない事もあります。重ね襟は半衿の着物の襟の間に見えるもので、付け方は着物や長襦袢に縫い付ける方法や、専用のピンで取り付けるなどさまざまな付け方があります。
重ね襟はつけなければだめ、というものではありませんが、せっかくの「振袖で成人式」という晴れやかなシーンです。入れたほうがより華やかで良いでしょう。
成人式振袖コーデの重ね襟(伊達襟)の役割
半衿と同じく、着物の胸元を華やかに見せてくれます。着物を重ね着しているように見せてくれます。振袖などのフォーマルな着物に付けるのが一般的であり、色を増やすことで華やかさをプラスしてくれます。
成人式の振袖にあわせる重ね襟(伊達襟)の選び方
重ね衿の選び方
基本的には帯揚げ、帯締めの色、帯の柄の色に合わせます。色数を増やしすぎてしまうとコーディネートがしまらなくなるので、半襟とのバランスも合わせ考えることも重要です。
帯の上で振袖姿を華やかに見せる 帯揚げの役割と選び方
帯揚げは帯枕を隠して、最終的に全体のバランスを整えるものです。選び方次第で振袖コーディネート全体のバランスや雰囲気を変えることができるアイテムです。
成人式振袖コーデの帯揚げの役割
帯揚げは帯の形を作る帯枕を隠す役割があります。振袖など若い女性が着るときは、華やかに見えるようにふっくらと大きく結びます。それ以外では、あまり見えないように帯の中へしまうように結びます。着る人やシーンによって帯揚げの結び方も違いが出てきます。
成人式の振袖に合わせるのは絞りの帯揚げなど、ふっくらしたデザインのものが多いようです。帯揚げには帯枕を隠すという役割もあります。
成人式の振袖にあわせる帯揚げの選び方
振袖の帯揚げはふっくらとしたボリューム感が出しやすい総絞りの帯揚げが主流です。色味は振袖と帯を引き立たせるには同系色の帯揚げがおすすめ。振袖と帯が同系色なら重ね襟などと色を合わせてアクセントにするものいいでしょう。
成人式の個性派コーデにも 帯締めの役割と選び方&結び方
帯締めは帯揚げと同じく、最終的に振袖のコーディネートのバランスを整えるものです。同じ振袖と帯でも帯締めを変えるだけで雰囲気がガラッと変わることも。また帯締めには平らになるように紐が組まれる「平打ち」、丸く組まれている「丸打ち」、四角い形で組まれている「角打ち」、布や綿などを丸く包んで作られた「丸ぐけ」の4種類があります。
成人式振袖コーデの帯締めの役割
飾り紐として振袖に華やかな印象を与えると同時に、帯を固定し着崩れ防止の役割があります。体の中心にくるので、全体のイメージを決めるポイントとなるアイテムです。
成人式の振袖にあわせる帯締めの選び方
柄が大きい華やかな場合はシンプルに。逆にシンプルな柄の帯には華やかな帯締めを選ぶと良いです。飾りが付いた帯締め、グラデーション加工や金糸入りのものなどいろいろとあります。結び方にもアレンジがたくさんあるので、帯や振袖、帯締めと近い位置にある帯揚げなどのバランスも見ながらコーディネートを組むのも楽しいです。
成人式の振袖姿に合う草履とバッグの選び方・合わせ方
草履とバックはセットになっているのが一般的。帯地やエナメルなどの素材や柄で選ぶことが多いのですが、最近はブーツを合わせたりする個性的なコーディネートをする人もいるようです。自分にあった草履とバックの選び方のポイントを見ていきましょう。
成人式の振袖にあわせる草履とバッグの選び方
草履とバックは振袖の色や柄などのイメージに合わせて選びましょう。バックは素材や形も様々なものがあるので好みで選ぶといいでしょう。しかし大切なポイントは大きさです。スマートフォン、財布、ハンカチなど必要最低限のものが入るサイズがおすすめ。あまり大きなバックは振袖とのバランスが取れないので、振袖と合わせてコーディネートしましょう。
悩んだら着物のプロに相談!成人式はおしゃれな和装小物でお気に入りの振袖コーディネートを楽しんで
振袖の小物は紹介した以外にも、ショールやファー、髪飾り、足袋など、振袖のコーディネートに必要な小物はまだまだたくさんあります。振袖をレンタルや購入する場合はもちろん、ママ振袖や姉振袖で、小物だけレンタルする場合は振袖を持参して、実際に振袖に合わせてみながら選ぶとコーディネートがしやすいですよ。自分だけのお気に入りコーディネートを見つけて晴れの日を迎えましょう。ふりそでもりのでも豊富に小物を取り揃えてあります。
神奈川の成人式振袖レンタル&前撮りはふりそでもりのへ
川崎・横浜・鎌倉の成人式振袖レンタル&前撮り【ふりそでもりの】では、正統派の古典柄振袖からモダンな新作着物まで1,200着以上の振袖がレンタルできます。成人式当日の振袖レンタルはもちろん、自社運営スタジオで着付け・ヘアメイク込みの前撮りもできるので成人式の準備ならまとめておまかせ。
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成人式振袖レンタル・写真撮影プラン|ふりそでもりの(横浜・川崎)