成人式の風物詩！振袖姿に合わせるふわふわのショール選びのトレンドとポイントを、着物レンタル&前撮りの【ふりそでもりの】が解説します。
式典中のマナーや賢い防寒対策も紹介するので、新成人の方は参考にしてみてください。
成人式で振袖･晴れ着に合わせるふわふわは何？ショール･襟巻きの基礎知識
成人式の振袖・晴れ着スタイルでよく見かける、首元や肩を覆うふわふわとした小物。成人式の定番スタイルをつくるアイテムとして、なんとなく憧れを抱いている人もいるでしょう。あのふわふわとしたアイテムは、ショール・襟巻きなどと呼ばれるものです。
成人式の振袖にあわせるショールで防寒＆首元の華やかさアップ
ショール・襟巻きを振袖に合わせる理由のまず1つは防寒。着物は胸元は襟ですっかり覆われますが、首は出るデザインになっています。振袖を着る人が多いのは冬の成人式です。首が出た状態では寒さを感じやすいため、ショールや襟巻きを加えることにより、首元が防寒できます。もう1つの理由は、着物の装飾アイテムとして使うことです。振袖は非常に華やかなスタイルですが、首元が少し寂しくなりがち。そこで、ショールや襟巻きを巻けば、一気に華やかさがアップします。
振袖姿に白いふわふわのショールを合わせるかは本人次第
ショール・襟巻きと言えば、白くふわふわもこもことした毛皮のようなデザインを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実はそれ以外にもさまざまなデザインがあります。例えば最も手ごろな価格な種類は水鳥のファーです。白い水鳥のファーは成人式の定番アイテム。ただし、最近は毛足が長く高級感がただようフォックスや、毛足が短めで上品なラビットなども人気です。カラーも白だけでなく、グレー・黒などバリエーションがあります。その他、ベルベット素材のケープやストールなども振袖コーデによくマッチします。
しかし、ショールや襟巻きは、成人式の振袖スタイルに必須のアイテムではありません。あくまで好みで判断してよい小物なので、不要だと感じたら身に付けなくても全く問題ないので安心してください。
成人式&前撮りの写真映えにも 振袖に合うおしゃれなショール選びのポイント
それでは、成人式や前撮りでショール・ストール・襟巻きを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
成人式でなりたい雰囲気でショール・首まわりのアイテムを選ぶ
振袖に合うショール・ストール・襟巻きを選ぶため、自分が叶えたい振袖スタイルの雰囲気を考えてみましょう。例えば白いショールは基本的にどのような振袖にもマッチしやすいオールマイティなアイテムです。プラスするだけで、かわいらしいイメージになります。もし大人っぽい雰囲気を出したいなら、グレーや黒など、白以外のショールを選ぶと良いでしょう。また、ゴージャス感を出したいなら、水鳥ファーではなく、フォックスなどの種類を選ぶのがおすすめです。その他、レトロな雰囲気の振袖スタイルを演出するなら、ケープやストールなどが似合います。
レンタルしないなら成人式の後も普段使いできるデザインを選ぶ
ショールや襟巻き、ストールを振袖に合わせたいものの、成人式のためだけにそれらのアイテムを用意するのはもったいないと感じる人もいるかもしれません。そんな場合は、普段使いしやすいデザインを選ぶのも1つです。普段自分が着る服にもマッチしやすいデザインであれば、成人式が終わった後もマフラーなどとして使えます。
成人式当日は注意！ファーショールの防寒と式典参加中のマナー
続いて、成人式でショールを身に付けるときのマナーや使用する上でのポイントなどを紹介します。
成人式の式典中や屋内ではショール・襟巻きを外す
ショールはアウターや帽子などと同じものだと考えてください。屋内に入ったら、このようなアイテムは身に付けないのが基本的なマナーです。ショールも同じく、成人式の会場など建物の中に入ったら外すようにしましょう。なお、特に式典中は必ずショールを外すこと。付けたままではマナーに沿わないだけでなく、屋内の温度の高さでショールに覆われた首元が蒸れてしまいます。首から外したショールは畳んで膝の上などに載せてください。
メイク汚れに注意！ショール・襟巻きは顔に付かないよう巻く
ショールや襟巻きを巻くときには、顔に付かないよう注意することも大切です。顔にショールや襟巻きがふれると、ファンデーションなどのメイクで汚れてしまう可能性があります。淡い色合いのショール・襟巻きは、特に汚れが目立ちます。ショールや襟巻きがレンタル品である場合、通常のクリーニングで落ちるような汚れは追加料金の請求までされることはあまりありません。しかし、クリーニング代が発生しないとしても、できる限りきれいに使用するのは当たり前のマナーです。
前撮りや写真撮影ではショールを外して振袖の襟元を見せる方が吉
成人式では友達と写真を撮ったり、会場で集合写真を撮ったり、写真撮影の場面が多々あります。写真撮影では、ショールや襟巻きは外すのがおすすめです。ショールや襟巻きは振袖スタイルをより華やかに見せてくれるアイテムですが、襟元が隠れてしまうことはデメリットでもあります。着物は襟の色や柄を合わせるのも楽しみの1つ。素敵な襟のデザインを写真に残せるよう、ショールなどは外し、首元を見せた状態で撮影してみてください。
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