成人式の式典当日や前撮りで振袖を着る場合、着付けと一緒にヘアメイクをプロに頼むのが一般的です。ですがなかには、コスメ好きな新成人の方や美容学校の学生さんなどで自分で成人式メイクをしたい!という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は振袖レンタル&前撮りの【ふりそでもりの】が成人式のプロメイクとセルフメイクの違いやメリット・デメリット、着物姿が映える振袖メイクで失敗しないポイントを解説します。
振袖を着たときにセルフメイクをするメリットとデメリット
振袖を着たときのメイクは美容室などのサロンで美容のプロにしてもらうのがいいのか、自分でした方がいいのか、悩んでいる方も多いと思います。ここでは自分でメイクをした場合のメリットとデメリットを紹介します。
成人式の振袖メイクを自分でするセルフメイクのメリットは自由度と費用
美容室やサロンで美容のプロにメイクをしてもらう機会はそれほど多くないですし、着付けやヘアとセットでお願いした方が便利で安心、という方もいることでしょう。
一方で、プロにしてもらうには費用がかかります。実際にセルフメイクの場合、コストカットを含めたメリットとしては次の点が挙げられます。
自分でお化粧するから成人式のメイク代がかからない
セルフメイクの場合、自分ですべて行うためメイク代はかかりません。持っているメイク道具を使えば費用は0円におさえることも可能です。成人式は振袖の準備や写真撮影、同窓会などでも費用がかかるため、少しでも予算を抑えることができます。
セルフメイクなら冬の敏感肌でも自分の肌に合ったメイク用品が使える
自分のメイク道具は自分の肌に合ったものであるため安心であることもメリットの一つ。「自分に合うか合わないか、もし合わなかったらどうすればいいの」という心配がありません。また自分のメイク道具なら自宅で事前に何度も練習ができます。
普段から自分でメイクしていて成人式もセルフメイクにこだわりたい
プロにメイクをしてもらった際、意外と「あれ、思っていたのと違う…」ということがあります。セルフメイクならば自分の肌質や似合う(好きな)メイクを知っているので思った通りのメイクが可能です。
忙しい成人式当日の振袖メイクは自分ですると失敗することも…
一方で、自分で振袖のメイクをする場合はどんなことに注意が必要なのでしょうか。セルフメイクのデメリットについて知っておくことも大切です。以下説明していきます。
普段洋服で似合うメイクが振袖姿の自分には似合わないことも
「振袖に合ったメイクってどんな感じなのだろう」
振袖を着る機会は決して多くないため、どのようなメイクが似合うのかわからない方が多いと思います。プロならば客観的には「振袖に合うメイク」を施してくれます。
成人式当日は朝から振袖の着付けやヘアセットでメイク時間がかなりタイト
成人式の当日はスケジュールがたくさんあるため意外にバタバタします。落ち着いてメイクに集中できる時間がとれなくなることも。事前にイメージと練習は必ず行っておきましょう。
成人式で失敗しない!ポイント別振袖メイクアップのコツ
「振袖を着た時、どんなメイクにしようか」と今からアレコレと考えるのは本当に楽しいですね!
まず知っておきたいのは、華やかな振袖を着た時は普段とは違ったメイクが必要、ということです。振袖メイクにはいくつか押さえておきたいポイントがありますので、以下紹介していきます。
振袖メイクは立体感少なめが似合う!ベースメイクはマットに
和装には平面的なメイクの方が似合うので、振袖を着た時のメイクは立体感を出さないことがポイントになります。ベースメイクはマットからセミマットにして、ハイライトやシェーディングなどは使わない方が良いです。全体的にのっぺりとした感じに仕上げます。イメージは日本人形です。
振袖が似合うマットなベースメイクのポイント
- 肌のツヤをよく見せるよりも、ニキビ跡やシミ・毛穴をカバーしたベースメイクに
- 化粧崩れしないよう下地もしっかり使い透明感を出す
- 特に髪を結いあげる場合は、耳や首元との際が目立たないようになじませる
振袖メイクのリップは濃いめに、華やかにキリっと見せる
リップは振袖に負けないようにキリっとした口元を作るのがポイントです。そのためにはナチュラル系ではなく、華やかな色を選ぶのがおすすめです。今っぽく仕上げるなら縁取りせずにシアー系をラフに塗るのがおすすめですが、レトロ系やママ振りの方などは、きちんとリップラインを取ってマット系をリップブラシでしっかり塗ると和装らしく仕上がります。
振袖メイクのアイメイクは強めに、成人式にカラコンもOK
眉と目はハッキリと目立たせるようにメイクをします。眉は薄すぎず、細すぎないように。また、アイラインも強めに入れることで、切れ長で振袖に合う目元を作ることができます。まつげはビューラーでしっかり上げて、マスカラは上下にたっぷりと。上まつげはまつげエクステやナチュラルなつけまつげもおすすめ。ポイントは、振袖の華やかさに負けない目元を作ること。カラーコンタクトなどを使用するのもいいかもしれません。アイシャドウはナチュラルな王道ブラウンが◎。ワンポイントで振袖の色を入れてあげるのも華やかです。
一重まぶたの新成人は目尻に差し色を入れた切れ長アイメイクが似合う
一重の人は目尻にカラーアクセントを置くことで目元を強調して切れ長メイクを演出すると良いでしょう。目尻を長めに少し跳ね上げるようなアイラインもおすすめ。マスカラも使って、目元を華やかに。一重の人はクールで個性的な、カッコ良いメイクがよく似合います。
二重の新成人は下まぶたの際を強調したアイメイクをナチュラルに
二重の人はもともと目元がはっきりしているので、やりすぎには要注意。アイラインやアイシャドウはあまり濃くなりすぎないよう明るめのブラウン系がおすすめです。下まぶたの際にもアイシャドウを入れると、目の縦幅が強調されて目力がアップします。
奥二重の新成人はロングマスカラ&グラデシャドウで立体感を
奥二重の人が目をパッチリ見せるためには、まつ毛の隙間を埋めるような細いアイラインが大切です。まつ毛はビューラーでしっかり上向きにし、ロング系のマスカラがおすすめ。
またアイシャドウは、目の際から自然にグラデーションを入れることで雰囲気のある目元に。肌なじみのいいベージュ系のラメやパール入りアイシャドウを上手に使って、まぶたを立体的に演出すると◎
振袖メイクのチークはこってりNG ナチュラルに血色良く見せて
アイメイク、リップがしっかりしている分、チークは顔色を良く見せる程度に軽めに入れます。これでチークも濃くしてしまうと、幼く見えてしまいますし、顔全体がメリハリのないぼんやりしたイメージになってしまいます。
成人式の振袖姿は化粧だけでなくヘアメイク全体の統一感を意識
振袖を着たときはメイクだけではなく、髪形も意識してメイクをすることが重要です。また、メイクのカラーは振袖の色に合わせると全体に統一感が出ます。例えば、赤・ピンクなど暖色系の振袖には同じく赤・ピンク系のアイシャドウやリップが映えます。青や緑、紫などの寒色系の振袖には、くすみ系のピンクやグレーなど、シックなカラーがマッチして上品で洗練されたイメージになります。
成人式の振袖メイクをプロに任せるメリットとデメリット
振袖を着たときはやっぱりプロにメイクをしてもらいたいという人もいるでしょう。髪型のセットと一緒にメイクをしてもらうことで統一感も出しやすくなります。ここで改めて、振袖メイクをプロに任せるメリットとデメリットを紹介します。
成人式当日の振袖姿が決まる!プロのメイクアップのメリット
振袖メイクをプロに任せるか、セルフメイクにするかお悩みの方も多いのではないでしょうか。後で「こうすればよかった」と後悔しないためにも、ここではプロに振袖メイクをお願いした場合のメリットについて説明します。
忙しい成人式当日も振袖に合う写真映えメイクが依頼できる
プロはその技術力の高さ、そして時間の正確さがメリットです。経験豊富なメイクさんがしっかりと下地から作ってくれるのでメイクの持ちもよく、写真映えするメイクを知り尽くしていますので安心です。
セルフメイクとは違う似合う色やプロならではのメイク方法がわかる
美容室でもサロンでも、「こうしたい」というあなたのイメージに寄り添ったカタチで、振袖のイメージに合うように仕上げてくれます。プロのメイク方法や「こんな色、あたしに似合うんだ」という発見ができるのもプロにメイクをお願いする大きなメリットといえます。
プロの振袖着付け&ヘアメイクで成人式の特別感がアップする
また、成人式という記念行事に振袖の着付けやヘアメイクをプロにやってもらうこと自体も貴重な体験です。慌ただしく時間が限られた成人式当日に、プロのメイクアップアーティストに無駄なく崩れにくいメイクを仕上げてもらうと気持ちも引き締まった状態で式典に臨むことができます。
成人式の後は同窓会・二次会参加のために着替えるケースも多いので、予定がタイトななかでベースメイクのカバー不足や歯紅・ファンデのよれ・パンダ目など、メイク直しの心配が少ないのも嬉しいポイントです。
理想の共有が大切!プロの成人式振袖メイクで後悔しないために
振袖メイクをプロにお願いする場合、「やっぱりセルフメイクにすればよかった」と後悔することのないように、プロのメイクを利用する際、あらかじめ知っておくべきデメリットについて以下説明します。
成人式の振袖レンタルや着付け料金のほかにメイク代がかかる
メイクにかかる料金は、地域差もありますが大体は4,000~6,000円。ヘアや着付けとセットになっていて割引になるところもあるようです。それでもセットで2万円~3万円程度はかかります。
稀にプロ仕様の化粧品が新成人の肌に合わない可能性もある
プロのメイク道具はプロショップのもので多くの方に合うような道具を使用していますが、その道具や質感・カラーなどがあなたに合う合わないということも無いわけではありません。
理想の振袖メイクの共有不足で仕上がりが好みに合わないことも
服装と全く違う振袖ではメイクもそれに合わせて行うのが一般的です。ただし和装メイクの技術を備えたプロであっても、希望やイメージを伝えきれず、自分らしくなくない仕上がりや、好みと違うメイクになる可能性もあります。
成人式の振袖に合うメイクを知るのが失敗しないポイント
振袖を着る機会は卒業式や結婚式でもあると思われがちですが、実は振袖の種類が異なり成人式の振袖はやはり特別なものです。振袖の色柄や髪型・髪飾りともバランスの取れた、和装ならではのメイクが似合うのでこの機会にぜひ普段のセルフメイクと着物向けのメイクの違いを知っておきましょう。
メイクに強いこだわりがあったり、肌が特に敏感な方はセルフメイクや化粧品の持ち込みができるヘアメイクサービスもおすすめです。自分のコスメやスキンケアアイテムが持ち込みできるかや持ち込み料がかかるかどうかは美容院や着付け会場、振袖スタジオなど店舗によってもルールが異なるので事前に確認しておきましょう。自分自身で振袖メイクに挑戦する場合は、忙しい成人式当日までに試着や前撮りなどで何度か練習しておくと時間配分や自分に似合うメイクのコツもつかみやすくなります。
事前にセルフメイクをしてみて、思ったより時間がかかる・振袖姿にちょっと違和感がある・自己流メイクだと似合わないかも?と感じた場合は、プロへのヘアメイクの依頼が安心です。
神奈川の成人式振袖レンタル&前撮りはふりそでもりのへ
横浜・鎌倉・川崎の成人式振袖レンタル&前撮り【ふりそでもりの】では、正統派の古典柄振袖からモダンな新作着物まで1,200着以上の振袖がレンタルできます。成人式当日の振袖レンタルはもちろん、自社運営スタジオで着付け・ヘアメイク込みの前撮りもできるので成人式の準備ならまとめておまかせ。
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成人式振袖レンタル・写真撮影プラン|ふりそでもりの(横浜・川崎)